当記事の目次
アフィリエイトに対する考え方の変化
考え方の大まかな変化としては、お金儲け→ユーザーファーストに変わってきたということです。今は、ユーザーに喜んでもらえるサイトを作るように意識しています。
2012年頃
アフィリエイトを始めたばかりの頃はとにかく大量にサイトを作っていました。10サイト作って1サイト当たればいいわ!ぐらいで中身はそこまで意識していませんでしたね。いわゆるリンクで上がる時代でしたので、適当に記事を書いてリンクを当てるだけでした。多くの方がこのやり方で稼いでいたような感じがします。
主にASPの物販をメインに行っていました。中古ドメインの管理、IP分散のためのサーバー管理、大量の記事作成などでいつもバタバタしていたように思います。また、メインサイトは新規ドメインを取っていたのでかなりの数の管理をしなければいけませんでした。1年で50サイトぐらいはありましたね。中古ドメインを含めると100サイトは軽くあったように思います。
2013年後半~2014年頃
この時も中古ドメインからの発リンクは送っていました。しかし、一つ考え方が変わったのは他の人が作っていないサイトを作ろうということです。ユーザーは欲しいと思っているけど、誰も作っておらずGoogleの検索結果に表示されないものに価値があると認識した時です。Googleのデータベースにないけど、ユーザーが確かに検索をしているワードに合致するサイトがあれば上位表示ができると確信しました。
そこからASPにない商品でもAmazonや楽天のアフィリエイトを活用してサイトを作っていました。このときはブロガーもそれほどいなくて、ASPに案件がないもの特に単価の安いものは誰もしていなかったので狙い目でしたね。Amazonだけでも数十万円稼げていました。しかし、その後Amazonの報酬改定などで売上が下がったり、真似をするサイトが増えてきたりで収入が減ってきました。これまでの経験を生かして改めてASP案件を取り扱うようにシフトすることになりました。
2015年~2016年頃
この頃からサイトのコンテンツにもっと意識するようになりましたね。そして、被リンクから脱却します。過去の履歴を見ると中古ドメインをそれほど購入していません。自然な被リンクをもらえるようなサイトづくりをしていました。リンクを当てる時間があればよりよいコンテンツを提供しようという考えですね。これは今にも繋がる部分です。結果的に自作自演をしなくても自然にリンクがもらえて結果的に検索順位も上がるようになりました。根本的な考えはこの時にある程度定着したと思います。
そして、ASPからアドバイスを受けてPPC、SNS広告にも参入しました。しかし、効果が確かではないものをそれらしく売ることに嫌気がさしてすぐに撤退しました。確かに売上は上がるのですが、このビジネスは続かないなと思ったのが本音です。もちろん、ちゃんとした正攻法で行うこともできますが、そのノウハウはASPは持っておらず一から戦うのは難しいと判断しました。ASPからするとどんな売り方であれ企業として粗利を取れるので進めてきたのだと思います。少し安易に考えすぎたなと反省しています。
2017年~現在のアフィリエイトに対する考え方
それから今のアフィリエイトに対する考え方は、ユーザーのことを考えることを基本にビジネスとして見ることに集中しています。具体的には下記の通りです。
サイト運営ポリシーを明示する
サイト運営ポリシーを明示してそれに沿って記事を書くようにしています。そうすることでブレることなく記事を書くことができます。ユーザーのため、社会のためなど色々考えられると思います。軸がないとどうしてもぶれてしまうので、サイトとしての評価が上がらないと考えています。意外とアフィリエイトサイトには記載されていないことが多いですよね。信念を持って運営したいという気持ちが強いです。
当サイトの運営ポリシーは下記にまとめています。私自身が情報発信できる場所を作りたかったというのが一つです。そして誰かの役に立つこと自身の成長に繋がることを意識しています。そのため、誰かの悪口を言ったり、批判したりということはしません。これらの記事を書けばPVは伸びるかもしれませんが、誰かの役に立ったり、自身の成長に繋がったりはしないと思うからです。このようにアフィリエイトサイトにも必ず運営ポリシーを記載してユーザーに示しています。

出口を考える
最近は出口を考えることを意識しています。どういうことかというとある程度利益が出たら、売却ができるサイトづくりを考えているということです。売却で得た利益でまた別のサイトを立ち上げたり、リアルビジネスをしたいと思っています。まず、長くサイト運営をしているとモチベーションの維持が難しかったり、既存サイトよりも新規サイトの方が効率的に利益を出せる可能性があったりと思うことがあるからです。
まず、一つのジャンルに特化しているとどうしても飽きてしまいます。これは人間なので仕方がないですね。モチベーションが上がらないならぱっと売却をしてしたいことをする方が会社にとっても良いですね。また、サイトを運営していると新しいアイデアが浮かんでくることがあります。しかし、既存サイトにも運営ポリシーはありますし、大きくサイト自体を変えるのは好ましくありません。そういうときに売却をして新しくサイトを立ち上げる方が効率的だと思います。
アフィリエイトサイト=ビジネスの一つの事業として考えるようになっています。この考え方はより価値のあるサイト作りに影響を与えていると思います。例えば、サイト立ち上げ前から三年後にいくらぐらいで売却するというプランを決めればそれに向かって仕事を行うだけです。また、アフィリエイトで得た経験(WEBマーケティングなど)はリアルビジネスにも役立つと考えています。アフィリエイトは資金を稼ぎやすいのでリアルビジネスにもつながりやすいと思います。
アフィリエイト作成で絶対にしないこと
以上を踏まえた上で私がアフィリエイトサイトを作るときに絶対にしないことをまとめています。
リンクをもらいにくいジャンルはしない
リンクをもらったり、Twitterなどで紹介してもらいにくいジャンルには参入しません。その理由はユーザーの意見を知ることが難しく、本当に価値を提供できているかどうか判断しづらいからです。例えば、カードローンや薄毛などのコンプレックス系です。誰もお金を借りることをシェアしたり、薄毛治療についてシェアしないですよね。
規制対象になりやすいジャンルはしない
国からの規制が入りやすいジャンルもしないですね。医療系や金融系ですね。この間も健康アップデートと呼ばれるGoogleのアップデートが行われたり、医療系の広告ガイドラインが作られたりと制御できないジャンルがあります。また、規制があるということは書く内容も制限されてしまうので差別化が難しくなります。
例えば、金融系だと細かく書いていいことと書いてはいけないことが決まっています。もし破ってしまうと提携ができなくなるので皆従うしかないのです。これだと価値がないですね。また、化粧品やダイエットサプリなど効果が疑わしいものも紹介しません。効果については人によるとしか言えず記事を書きにくいというのも理由です。
商品を褒めまくらない
商品のレビューにおいていいところしか書かない人もいますが、私はそんなのは無視します。例えクライアント側からだめだ!と言われても気にせずだめなものはだめだというようにしています。その結果提携してもらえなかったり、関係値が悪くなってしまったりと不都合もありますが仕方がないと考えています。それよりもユーザーに価値を提供することで社会的に価値があるサイトになると思うからです。ユーザーは悪いところも知りたいですよね。いいところは公式サイトを見ればわかることですし…
当記事のまとめ
当記事では私サボテンがアフィリエイトを始めた頃から今までのアフィリエイトに対する考え方の推移についてまとめました。簡単にいうとお金儲け主義からユーザーファースト(ユーザー第一)に変わっていったということです。ビジネスとして考えたときに、やはりお金のことばかりを考えていては成り立たないと思います。
もちろんお金が大事なことは否定しません。しかし、ユーザーのことを考えていれば自然とお金は付いてくると実体験で感じました。また、考え方が変わるかもしれませんが、その時に追記あるいは新しく記事を書こうと思います。