米国メディアを参考にしてみる!
Googleの本社があるアメリカを中心にサイト運営を考えることは有益だと思います。アルゴリズムを変更するときも第一に考えるのはアメリカでしょう。極論かもしれませんが、日本のアフィリエイターが目指すべき姿はアメリカのサイトなのかもしれません。また、そこまでは言わなくても参考になる部分はあるのではないかと考えています。
検証方法
Chromeのセッティングで地域設定をアメリカに変更

主要なワードで検索
「credit card」、「smart phone」などの主要ワードで実際に検索をしてTOP20までの検索結果を検証しています。
米国メディアの特徴
ディスカッションが活発
一番目の特徴としては多くのサイトでディスカッションが行われていることです。コメント欄を開放してユーザーがいつでも議論ができる環境になっています。コメントが増えるとそれ自体がコンテンツになっています。
ユーザーにとっても生の声を聞けるのは価値があります。もちろんある程度のアクセスがあるサイトだからこそだと言えます。しかし、日本国内の大手メディアであるサイトではコメント欄を閉じているところもあります。アフィリエイトサイトの多くでもコメントができなくなっています。
実名&写真付きの著者情報
実名及び写真付きの著者情報が記載されているのも特徴だと思います。日本ではまだまだ匿名が多く写真を掲載している方は多くありません。このブログを含めて私も自身の写真を掲載したり、実名を公表したりすることはありません。
今回のGoogleのコアアップデートがあって、E-A-Tに注目が集まっています。E-A-Tとは、Expertise、Authority、Trustのことです。つまり、著者の専門性、権威性、信頼性を評価するということです。ここに今後のサイト運営のあり方があるのかもしれません
文章量はそれほど多くない
日本のブログは文章量が非常に多くなっています。しかし、アメリカのブログではこれは必ずしも同じではありません。長い文章のものもありますが、どちらかというと完結に書かれている印象です。見出しやリストタグをうまく使い非常に読みやすくなっています。
米国(アメリカ)と日本の文化や言語の違いを理解する
米国メディアは日本国内のそれとは大きく違うことがわかりました。しかし、その背景には両国の文化の違い言語の違いがあることを忘れてはいけません。アメリカではこうだからすべてを真似するというのは通用しないでしょう。
マクドナルドも国によって販売する商品を変えるように、当然Googleもローカライズしていると考えて良いですね。日本の文化において参考にする部分はしっかりとして、不要な箇所はスルーしても良いでしょう。
文化の違い
文化の違いは顕著です。まずは、匿名性に対する考え方です。SNSを例に考えてみましょう。アメリカでは、実名登録が主流のFacebookが流行し、日本では匿名が主流のmixiが流行しました。また、米国発のTwitterについても匿名性が受けて日本では利用者が増加していますが、本国のアメリカでは減少しています。このことから日本はネット上で実名を公表することに抵抗があることがわかります。これがアフィリエイトサイトに対しても現れているのだと思います。また、ネットで稼ぐことに対してネガティブな人も多いのであまり公表したくないという思いもあるでしょう。
言語の違い
言語の違いも大きいですね。英語と日本語では大きな違いがあります。英語は決まったアルファベットを使うのである程度機械でも理解しやすいと言えます。英語では読解のしやすさを数値化することもできます。
一方、日本語は使用する文字が多く、文法も英語とは異なります。日英翻訳及び英日翻訳をしても意味が理解できないことが多いことからも言語が違うことがわかります。また、日本語では曖昧に文章を書くことも多く、文化的な理解が必須となります。
日本語においては単語の種類でしか評価できないのではないかと思っています。だから文字数を増やすことが検索結果に有利に働いている可能性があります。もちろん直帰率や滞在率などを見ていますので、文字数が多くても読む人が多いのかもしれませんね。
当記事のまとめ
当記事ではアメリカ及び日本のメディア(アフィリエイトサイト)の違いについてまとめました。文化や言語的な違いがあるからこそ大きな違いが見られます。コメントを開放した活発なディスカッション、実名&写真付きの著書情報記載、文章量が適切の三点が違いだと思います。
すべてを参考にするのはよくないかもしれませんが、日本のアフィリエイターでも参考になる部分があるのではないでしょうか。当ブログでもコメント欄を開放していますので、ぜひディスカッションをしてください!今日はここで終わります(^^)/~~~