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私がグリーンカードに切り替えた理由
まず私がゴールドカードからグリーンカードに変えた理由ですが、それは単純でコスト削減をしたいと思ったからです。ゴールドカードは高額です。付帯サービスが充実している分年会費も高めに設定されています。アメックスビジネスゴールドの年会費は33,480円、アメックスビジネスカードの年会費は12,960円とおよそ60%OFFとリーズナブルです。10,520円浮くのは大きいですね。今回従業員のために追加カードを発行したいと思っていました。追加カードを足してもゴールドカード一枚より安くなるのはお得ですね。
ちなみに、前回「オリコEX For Bizをメインカードにしたよー」という記事を書きました。その時はアメックス自体解約する予定だったのですが少し考え方が変わりました。個人でANAワイドゴールドカードを作成したためポイントではなくマイルを貯めることに決めました。そのため、ビジネスでもマイル還元率が低いオリコではなくアメックスをメインに使いたいというわけです。もし、アメックスビジネスゴールドとアメックスビジネスでマイル付与率などが変わるのであればゴールドを持つ理由もありますが、実際は違いがありません。それなら安い方が良いですよね!
ゴールド→グリーン切り替えの手順ガイド
私のようにカードを切り替えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは切り替え完了までの手順をまとめています。ちなみに、追加カードを持っていない状態でしたので本カードが切り替わってからサイド申し込む形になります。電話で両方の手続きを行うことは不可でした。
- グローバルカスタマーサービスに連絡をする
- アメックスビジネスグリーンカードに切り替えたい旨を伝える
- カードが発行され自宅に届くのを待つ
- 届いたらカード裏面にサインをして使える状態にする
クレジットカードの裏面に記載されているフリーダイヤルに連絡をしましょう。ゴールドカードのカスタマーセンターでも繋がるまでに5分ぐらい待ちました。プラチナカードならもう少し改善されるのでしょうか。休日明けだったというのもあるかもしれませんが…
正式名称はアメックスビジネスカードですが、それだとややこしいのでグリーンカードと伝えるとスムーズです。切り替えたいというと大体引き止められます。そこは頑張ってください!
電話を切るとあとはアメックス側で手続きを行ってくれるのであとは待つだけです。カードが届くまではゴールドカードを使うことが可能です。
カードが届いたらすぐにサインを書きましょう。サインがないと補償を受けられないなど大きな損害を被ってしまう可能性があります。
グリーンカードとゴールドカードを比較【2018年】
AMEXビジネスグリーン | AMEXビジネスゴールド | |
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
年会費 | 12,960円 | 33,480円 |
追加カード | 6,480円 | 12,960円 |
ETCカード | 540円 | |
ポイント還元率 | 0.4%~ | |
マイル還元率 | 0.8%~ | |
キャンセルプロテクション | × | ○ |
オンラインプロテクション | ○ | |
ショッピングプロテクション | ○ | |
リターンプロテクション | ○ | |
空港ラウンジ | ○ | |
無料ポーターサービス | ○ | |
空港パーキング優待 | ○ | |
手荷物無料宅配サービス | ○ | |
デスク | ○ | |
海外旅行保険 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
国内旅行保険 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 |
航空便遅延費用 | × | ○ |
わかりやすいようにビジネスグリーンとビジネスゴールドの比較表を作成しました。
年会費
年会費の差が大きいですね。ゴールドカードはなんと30,000円オーバーと超ゴールドカードクラス級です。国内の三井住友カードゴールドやJCB CARD GOLDなどゴールドカード平均で見ると10,000円前後であることを考えるとどれだけプレミアム価格なのかがわかります。アメックスグリーンカードが国内のゴールドカードクラスと同等です。実はスペックを見るとアメックスグリーンはゴールドカードと同等以上であることがわかります。
追加カードの年会費も気になりますね。ゴールドカードだと倍の12,960円となっています。従業員の方のためのカードを発行したいと考えている方はアメックスグリーンに魅力を感じるかもしれません。
ポイント(マイル)還元率
ポイント還元率及びマイル付与率については両者同じです。Amazonギフト券や楽天スーパーポイントへの交換だと0.4%還元と平凡です。やはり、アメックスはマイルへの交換がおすすめです。年会費3,240円のメンバーシップ・リワード・プラスに登録すればマイル付与率が倍の0.8%~となります。ANAマイルへの交換のみ1.0%と高還元です。1,000P=1,000マイルに交換できます。
ANA、チャイナエアライン、デルタ航空、エディハド航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど14社のマイルに交換できるのが良いですね。特定のカード会社のマイルしか貯められないというよりは様々な航空会社のマイレージに交換できるのはメリットだと思います。
各種プロテクション
アメックスカードはプロテクション(保険)が充実しています。ビジネスグリーンとビジネスゴールドのプロテクションの違いはキャンセルプロテクションがあるかどうかです。キャンセルプロテクションとは、予定していた海外旅行やコンサートに行けなくなってしまった場合にキャンセル費用を負担してもらえます。同行の配偶者の方の分も対象です。出張や本人または家族の病気やケガなどで適用されます。年間最大10万円までとなっています。
オンラインプロテクションはネット通販での不正利用に対して補償を受けられます。ショッピングプロテクションは多くのクレジットカードに付帯されている保険で購入した商品の破損や盗難を補償してもらえます。リターンプロテクションはアメックス独自の優待です。購入した商品について返品をしたい場合、販売店が返品を受け付けてくれない場合にアメックスが代わりに返金してくれるサービスです。他のクレジットカードにはない独自のプロテクションだと言えます。
旅行関連サービス
アメックスはT&Eカードと呼ばれています。トラベル&エンターテインメントに関するサービスが充実しているということです。例えば、空港ラウンジの無料サービス、無料ポーターサービス、空港パーキング優待、手荷物無料宅配サービスなどがあります。非常に優れていますが、ビジネスグリーンとゴールドで差がないためゴールドを選ぶ積極的な要因とはなりません。
旅行保険
旅行保険はグリーンとゴールドで差があります。海外及び国内旅行保険についてそれぞれ見ていきましょう。
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 国内航空機遅延費用
AMEXグリーン | AMEXゴールド | |
---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 |
死亡後遺障害 | 5,000万円 | 1億円 |
傷害治療 | 300万円 | 300万円 |
治療費用 | 300万円 | 300万円 |
救援者費用 | 400万円 | 400万円 |
賠償責任 | 4,000万円 | 4,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
アメックスゴールドは自動付帯となっています。カードを持っているだけで保険が適用となります。ただし、カード決済を行わない場合は死亡後遺障害5,000万円、傷害疾病治療費用200万円に減額となります。つまり、カードで旅行代金の決済をする前提なら両者それほど大きな違いはないということです。
国内旅行保険については両者同じです。利用付帯となっていますので旅行代金の全額あるいは一部を決済する必要があります。補償内容は死亡後遺障害最高5,000万円、家族特約1,000万円となっています。
アメックスゴールドのみ付帯されている保険です。国内で搭乗予定の飛行機の遅延や欠航あるいは受託手荷物の遅延や紛失によって出費が発生した場合に保険金を受け取ることができます。手荷物の紛失では最高4万円、飛行機の遅延や欠航など
最後に-ゴールドカードはこんな方におすすめ!
当記事は、アメックスビジネスカードを推奨する内容で書きました。では、アメックスビジネスゴールドカードがおすすめなのはどのような経営者の方なのでしょうか。ズバリ毎月海外出張や海外旅行に行くことのある方となります。アメックスグリーン及びゴールドカードで大きな違いとなるのは、キャンセルプロテクション、海外旅行保険、国内航空機遅延費用です。海外に行くことの多い方であればメリットを享受しやすいと言えます。
あとは、ゴールドカードの券面デザインに魅力を感じる方でしょう。付帯されているサービスがほとんど同じのため、中身よりもデザインやそのステータス性を重視される方にしっくり来ると思います。例えばゴールドカードは初年度無料で所有できるので一年間試してみても良いと思います。その上で恩恵を得られると思えば継続すればいいですし、それほど活かせなかったと思えばグリーンカードに切り替えればいいですね。
それでは今日はここで終わります(^^)/~~~