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高スペックカードなのに露出が全くない!!
P-one Wizはポイント還元率が非常に高いクレジットカードだと言えます。しかし、クレジットカードの比較サイトなどで高ポイント還元率カードの特集でもほとんど紹介されることはありません。その理由は単純です。アフィリエイト広告がないからです。P-one Wizは2015年7月に発行開始となりました。高還元カードとして発行開始当初はアフィリエイトの予算も豊富で多くのクレジットカード比較サイトで積極的に露出されていました。
その後アフィリエイトが終わるとほとんどの比較サイトでは掲載を止めています。掲載していても利益にならないため他のカードに枠を充てるというわけです。2019年2月時点でアフィリエイトが再開される見込みは立っていません。クレジットカードの比較サイトでカードを探す際には露出だけではなく、スペック自体にも注目する必要がありますね。
なお、P-one Wizとは反対にカードのスペックはそれほど高くないにもかかわらず比較サイトでの露出が多いカードもあります。獲得件数によっては数十万円、数百万円といった固定費(純広告に近い)をもらえるため各サイトが積極的に露出するのです。以前記事にまとめましたので合わせて読んでみてくださいね。

P-one Wizの評価

総合評価 | ステータス | 年会費 |
高評価 |
信販系 |
永年無料 |
ポイント還元率 | 海外旅行保険 | 露出(広告費) |
1.5%還元 |
付帯なし |
広告予算なし |
P-one Wizの選ぶ理由
全カードTOP水準の高ポイント還元が魅力だから
P-one Wizは、ポイント還元率1.5%と超高還元カードとなっています。当該カードで買い物をすると自動的に1%OFFとなります。さらに、カード利用1,000円ごとにポケット・ポイント1Pを獲得することができます。
貯めたポケットポイントは、100PでTポイント500Pと交換することが可能です。Tポイントならガソリンスタンドやコンビニなどで幅広いお店で利用できるので使い勝手が良いです。
P-one Wizと同水準のポイント還元率を持つクレジットカードとしては、ANA VISAプラチナカード(年会費84,000円)、ダイナースクラブプレミアムカード(年会費167,400円)などのカードがあります。これらのカードはマイル還元率が1.5%と高還元です。ただし、ステータスカードのため年会費が高く競合とはなりません。
年会費無料で気軽に持てるから
年会費はずっと無料で持つことができます。また、追加カードの家族カード及びETCカードも永年無料で発行することが可能です。所有コストが0のためすでにクレジットカードを持っているという方でも作りやすいです。学生の方や新社会人の方にもおすすめですよ!
P-one Wizの付帯サービス一覧
- 海外サポートサービス
- ポケットカードトラベルセンター
- レンタカー割引
- ポケットサポートサービス
ポケットワールドデスクを利用することができます。海外旅行先のホテルの予約や困ったことの相談など現地から相談(日本語対応)することができます。
パッケージツアーが最大8%OFFで利用することができます。旅行に行く際に活用したいですね。
トヨタレンタリース、ニッポンレンタカー、日産レンタカー、オリックスレンタカーについて基本料金5%割引で利用可能です。
年会費1,944円で日常生活のトラブルサポートを受けられます。カーライフ、ハウスサポートなど幅広いサービスが用意されています。
P-one Wizの注意点
リボ払い専用カード
P-one Wizは、ただのクレジットカードではなくショッピングリボルビング専用カードであるということを理解しておきましょう。つまり、クレジットカードの利用に対して事前に設定した金額を毎月支払う形になります。設定した金額よりカード利用額が大きい場合その余分な分に対して金利手数料が掛かります。いくらポイント還元率が高くても金利手数料が掛かってしまってはその恩恵を受けられません。
カードが手元に届いたら必ず毎月の支払いを「全額お支払い」に設定しましょう。会員専用ページから簡単に設定できます。そうすることでカードを使っても1回払いのクレジットカードとして利用することが可能です。
一部ポイント還元付与の対象外サービスあり
ポイント還元率の高いクレジットカードですが、1%キャッシュバック対象外の取引があります。対象外取引については他のカードで代用すると良いかもしれません。逆に言えばこれらの取引以外では最高の還元率を誇る一枚だと言えます。
- ETCカード利用分
- 金券・商品券などの購入代金
- 電子マネーチャージ
- ポケットカードトラベルセンター利用分
- 生命保険・損害保険等の各種保険料
- サンリブ・マルショク利用分
ETCカード作成には新規発行手数料が掛かる
ETCカードの新規発行に1,080円(税込)の手数料が掛かるのがデメリットとなります。また、ETCカード利用分については1%キャッシュバックの対象外となり実質還元率は0.5%にとどまります。ETCカードの利用は下記で紹介しているリクルートカードなどETCカード年会費無料で高ポイントなクレジットカードと合わせて持つと良いですね。
他の高還元クレジットカード紹介
リクルートカード
年会費永年無料のクレジットカードです。ETCカードも無料なのが嬉しいですね。ポイント還元率1.2%と高還元なのが最大の特徴です。P-one Wizに匹敵する還元率を持っています。リクルートカードは、nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージでもポイントが貯まります。
楽天カード
年会費無料の人気クレジットカードです。ポイント還元率1.0%と高還元です。楽天グループでのショッピングでは最低でも還元率が2.0%とお得です。利用付帯ながら海外旅行保険が付帯されているのも強みです。リクルートカードに匹敵する高スペックな一枚だと言えます。
当記事のまとめ
P-one Wizは、発行会社であるポケットカードの予算が少なく露出が極端に少ない一枚です。ポイント還元率は1.5%と高還元にもかかわらず比較サイトの高ポイント還元カードランキングでも上位に入っていないのは収益につながらないからです。最適なクレジットカードを選ぶ際にはこういった予算状況なども踏まえて選択すると良いですね。
ただし、P-one Wizについては今後スペックの改悪となってしまう可能性も否定できません。高ポイント還元のクレジットカードは、ポイントシステムの改悪が行われることが多くなっています。例えば、ポイント還元率2.0%だったリクルートカードプラスは消滅しましたし、ライフカードも誕生月のポイント優遇も5倍→3倍になりました。P-one Wizも数年先まで続くかはわかりません。最悪一時的なカードになるかもしれないということは理解した上で作成すれば特に損をすることはないと思います。
P-one Wizのスペック
カード名 | 三井住友VISAデビュープラス |
カード発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
年会費 | 1,350円(税込) *年に1度以上の利用で無料 |
家族カード | 432円(税込) *年に1度以上の利用で無料 |
ETCカード | 540円(税込) *年に1度以上の利用で無料 |
海外旅行保険 | 付帯なし |
国内旅行保険 | 付帯なし |
ショッピング保険 | 付帯なし |