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美容院で5,000円以上でないとカードを使わないと言われた
初めての美容院でお会計をしようと思ったら5,000円以上からしかクレジットカードを使えないと言われました。レジにはVISA、JCB、Mastercardでの決済に対応している旨が書かれていましたし、ホームページにも記載があります。
それなのに、金額によっては現金しか支払えないということです。今回の美容院に限らずまだまだこういうお店は多いですね。また、クレジットカードで支払うと手数料が上乗せされるお店もありますね。夜のお店だとほとんどのケースで手数料が掛かります。日本でキャッシュレスが普及しない理由はここにあるような気がします。条件があるとクレジットカードで決済をしたくても使うことができません。
カード利用の制限や手数料上乗せは加盟店の規約違反!
クレジットカードの使用を拒否されたり、手数料を上乗せされた場合は加盟店の規約違反の可能性があります。通常カード会社はそのような対応を禁止しています。現金払いと差別化することでカード会社も不利益を被りますので、当然ですね。このことを知らないユーザーも多いかもしれません。
JCBも明確に禁止している
加盟店との契約で、カード取り扱いの金額・時間帯に制限を設けることは禁止されております。 加盟店の業態により事情はございますが、万が一そのような行為があった場合は、加盟店に是正指導を行いますのでカード裏面のカード発行会社までご連絡ください。
参照サイト:https://faq.jcb.co.jp/(JCB公式)
ジェイシービーの公式サイトでも上記の禁止されていることが記載されています。ただし、業態によっての事情についての記載があるので多少黙認している部分があるのかもしれませんね。カード会社としては好ましくないのでいずれにしても対応はしてくれると思います。
カード決済対応でお店は恩恵を受けていることを知ってほしい
カード会社の加盟店になっているのであればお店は約束を守らないといけません。ビジネス的な観点で見てもカード決済に対応することは好ましいでしょう。カード決済に対応することでお客さんが来店する動機づけにもなりますし、お店は恩恵を受けています。そのため手数料のコストだけ考えてお客さんに負担させるのは間違いです。
もし、それができないのであればカード決済に対応しなければいいだけです。友人の美容院は手数料がかかるからという理由でカード決済に対応していません。キャッシュレス普及という意味ではあまり推奨したくないのですが、始めからきっぱりと断ってくれる方が好印象です。
お客さんがカードを使った場合、お店は決済額の一定割合を手数料としてカード会社に支払わなければいけません。一般的には3%~8%程度だと言われています。お店はこの手数料の一部をお客さんに負担して欲しいから手数料を課すのです。また、客単価が安いと手数料の割合が大きくなるので嫌がるというわけです。
制限や手数料の上乗せをされた場合の対処法
制限を付されたり手数料を上乗せされた場合の対処法をまとめています。もし、そのような場面に出くわしたらぜひ試してみてください。もしかしたら改善が見られるかもしれません。
手持ちがないという旨をお店に伝える
現金がない旨を伝えるというのが効果的です。制限の場合はお店が勝手に決めていることなので、ほとんどのケースで対応してくれると思います。問題は手数料の上乗せです。この場合は加盟店違反ではないのかと伝えると良いと思います。これでも折れてくれないのであれば一旦折れて支払うのが良いかもしれませんね。
カード会社に規約違反ではないかと直接伝える
対応してもらえなかった場合はカード会社に連絡をしてお店でカード決済ができなかった旨を伝えると効果的です。カード会社にとっても利益につながる部分なので対応してくれると思います。ただし、是正勧告があると誰が指摘したかはわかるので、通いづらくなるかもしれません。
最後に
私は日本でキャッシュレス社会を実現して欲しいと思っています。オリンピックもありますしクレジットカード、電子マネーの普及は必要でしょう。外国人観光客にとっても便利になりますので、もっとたくさんのお金を使ってくれるかもしれません。また、お店側で見てもお金の管理コストが減りますし、締め作業でお金が合わないということもなくなります。
当サイトでは、クレジットカードを中心に記事を書くことでキャッシュレス社会実現に貢献できればと思います。それでは今日はここで終わります(^^)/~~~