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クレジットカードのステータスについて
クレジットカードにはステータスがあるのかどうかは気になる部分だと思います。ステータスがあるカードというのは、持っているだけで周りの人にお金持ちと思われるカードのことだと考えています。例えばキャバクラなど夜の世界で女の子に見せると驚かれるようなカードです。私も20代の頃ステータスが高そうなクレジットカード(お金持ちと魅せることができる)を作成したことがあります。
当時クレジットカード比較サイトのステータスランキングを参考にしました。シティカードプラチナを作成しました。今は発行元がシティバンクから三井住友トラストクラブ株式会社に変わったのでステータス性は低くなっています。世界的な銀行であるシティバンクと比較すると日本の会社では仕方ないですね。カードごとにステータスの違いがあることは間違いありません。
ゴールドカード保有者=お金持ちではない
クレジットカードのことをあまり知らない方ならゴールドカードを持っていればお金持ちと思ってしまうかもしれません。私の友人でもゴールドカードはすごい!と思っている人はいますね。しかし、実際はゴールドカードを持っているからお金持ちということではありません。
極端な話アルバイトの方や20代の方でも作成することができます。必ずしもお金持ちでなくても持てるということですね。見栄を張りたいなら良いかもしれませんが、見る人が見るとすごくないカードであることがバレます。
ステータスカードが幻想になっている現実
かつてのステータスカードの乱発
ステータスカードの象徴であった「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」や「ダイナースクラブカード」はかつての栄光を失っています。正直誰にでも発行している印象を受けます。例えば、アメックスゴールドカードは各社のメールマガジンで紹介されていてステータス性を感じません。
また、アフィリエイトの承認率が高くなっています。承認率が高いということはユーザーが申込み後実際に発行されているということです。アメックスゴールドを申し込む人の属性が高い可能性もありますが、やはりハードルは下がっていると考えて良いでしょう。また、ダイナースクラブカードについてもyoutubeの広告などでコスパの高さを謳うなどステータス性は皆無です。もっと格式の高いカードのイメージがありましたが、誰でも持てるカードに成り下がっています。
申込みハードルの低い格安ゴールドカードの存在
原則として18才以上で、ご本人または配偶者に安定した収入のある方。(学生を除く)
最近は格安ゴールドという位置づけのゴールドカードも増えています。上記はMUFGカードゴールドの申込み資格を引用しています。学生は作成できないものの18歳以上で収入があれば誰でも申込みをすることができます。年収の指定もなく非常に作りやすいカードだと言えます。
この格安ゴールドの存在はゴールドカード保有者の数を増やしています。その証拠に格安ゴールドである楽天ゴールドカードはスペックの改悪が行われました。これまで空港ラウンジの利用が制限なく無料でしたが、2018年9月からは年に2回までしか利用できなくなりました。これは格安ゴールドの乱発でサービスの利用者が多くなり維持できなくなったからだと思います。
ステータス目的ならプロパーのプラチナカード以上を狙おう
クレジットカードにステータスを求めるのであればゴールドカードではダメです。プラチナカードあるいはブラックカードを目指すのが良いと思います。すでに解説した通りゴールドカードについては年会費で利益を得るためにカード会社が乱発しているためです。3,000円~10,000円程度の利益となるので会社として大きいですね。
プラチナカード以上であれば今でもステータスはある程度担保されています。ただし、提携カードはNGです。プロパーカードあるいは銀行系のクレジットカードが対象です。付帯サービスも充実しているため所有欲も満たしてくれるでしょう。属性に自信のある方はぜひ挑戦してみてくださいね。
プロパーカードとは、国際ブランドが独自に発行しているクレジットカードです。国際ブランドとは、VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Clubなどです。ただし、VISA及びMasterCardはプロパーカードを発行していません。JCB、American Express・Diners Clubが該当します。ただし、アメックス及びダイナースの上位カードはインビテーション制なので下位カードから地道に実績を作る必要があります。
また、銀行系カードもステータス性が高くなっています。厳密に言うとプロパーカードではありません。しかし、銀行管轄の発行会社が独自に発行しているカードも広義にプロパーカードと言われています。三井住友銀行系列の三井住友カードなどが該当します。
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