当記事の目次
JCB THE CLASSの同梱物
カードがオシャレですね!ショッピング枠やキャッシング枠の記載と年会費についての情報がまとめられた台紙にカードが付いています。実際に届いて開封するときにはドキドキしました(*^^*)
カードが入っていたケースには、JCBのService Guide、JCB CARD規約・規定集、JCBザ・クラスへのお切り替えに伴う注意事項、JCBカード付帯保険のご案内があります。これらの情報を元にスペック情報をまとめていきます。今後カードを使っていく中で気づいたことがあったり、実際に使用したサービスが出たりすれば随時追加していきます。
JCB THE CLASS(ザ・クラス)の基本情報
年会費
年会費は54,000円(税込)となっています。クレジットカード全体で見ると高額に感じてしまうかもしれません。しかし、アメックスやダイナースのプラチナカードあるいはプレミアムカードと比べるとリーズナブルであることがわかります。ちなみにいずれも140,400円(税込)と2倍以上です。それでも付帯サービスなどはJCBも劣っていませんので、コストパフォーマンスが高いです。
追加カードである家族カード・ETCカードは永年無料で持つことができます。家族カードについては、なんと8枚まで発行ができて年会費が掛かりません。配偶者の方、お子様、親御さんと家族でJCB THE CLASSのサービスを活用できます。家族がいる方にとっては嬉しい一枚ですね。
申し込み資格・審査難易度
直接申し込みができるカードではありません。下位カードのJCBゴールドあるいはJCBプラチナカードを作成して実績を作る必要があります。今は突撃も行えなくなったようですね。JCBゴールドカードなら20歳以上、JCBプラチナカードなら25歳以上から申し込み可能です。
審査難易度は高いです。大学で言えば早慶上智程度でしょうか。ただ、JCBカードを長く使用していればチャンスはあります。年収が3,000万円以上ないとNGということはなく、大企業の課長あるいは部長クラスの年収があれば作成できる可能性はあります。経営者の方でもインビテーションが届きます。

JCB THE CLASS(ザ・クラス)の良いところ!
国内最高峰のブラックカードでステータス性が高い
ステータス性に関しては賛否両論かもしれません。ただ、招待制を維持していること欲しいと思う人が多いことからある程度のステータスは担保されているのではないかと考えています。
正直数年前と比較すると取得のしやすさは格段に上がっていると思います。それでも国産の国際ブランドはJCBしかありませんし、希少性も高いと思います。ステータス性及び付帯サービスの充実度から下位カードを育てて取得する価値があると言えます。
ディズニーでの優待が魅力
JCB THE CLASSと言えば東京ディズニーランドでの優待が特徴です。ジェイシービーがディズニーの公式スポンサーだからこその特典だと言えます。歌うサボテンもこのディズニーでの優待を目的に五年前からザ・クラスを目指していました。まず一番の魅力はクラブ33での食事でしょう。
クラブ33
ディズニーランドにある秘密のレストランである「クラブ33」を利用できる優待があります。毎年抽選となっているため必ず利用できるわけではありません。それでも一般の人がクラブ33を利用するにはこの特典を利用するしか方法がないのです。さて、このクラブ33はディズニーランドの三井住友銀行の出張所とマジックショップの間にあります。一度ぐらいは行ってみたいですね。
JCBディズニーラウンジ
画像引用元:https://www.tokyodisneyresort.jp/
東京ディズニーランドの「スターツアーズ」及び東京ディズニーシーの「ニモ&フレンズ・シーライダー」にはJCBのラウンジが用意されています。ザ・クラスの会員の方は事前に予約をすることで無料で利用することができます。
ラウンジではフリードリンクがあり混雑もしていないのでゆったりとした時間を過ごせます。ラウンジで休憩したらすぐに乗り物に搭乗することができます。年に1度だけの利用ですが、ディズニーに行く際には重宝します。
東京ディズニーリゾートセレクション
メンバーズセレクションというザ・クラスオリジナルの特典があります。東京ディズニーリゾートのパークチケット2枚+ぬいぐるみ or ネクタイ&ネクタイピンから選択することができます。約22,000円ほどの価値がありますので、年会費の半分程度の元を取ることができますね。
メンバーズ・セレクションがお得
年に一度ザ・クラス会員限定でメンバーズ・セレクションの中から好きな商品やサービスを選ぶことができます。2万円以上の価値がある特典となっていますので、実質年会費が30,000円程度まで下がります。
厳選ギフトコース
カタログの中から好きなギフトを選択することができます。お肉、ワイン、家電など様々な商品が用意されています。カタログを眺めているだけでも楽しいですよ!ディズニーランドに行くことのない方におすすめです。
エンターテインメント&トラベルコース
上記で紹介した東京ディズニーランドでのパークチケットやUSJJのスタジオ・パスやJCBエクスプレス・パスとの引換券などから選択することができます。関西在住の方であればUSJでの優待は嬉しいですね。これまでクラブ33の特典はメンバーズ・セレクションの中にありましたが、2018年からは別枠での申し込みが必要となっています。
最高1億円の海外旅行保険が付帯されている
画像引用元:http://www.nta.co.jp/
補償内容 | 補償金額 | 家族特約 |
---|---|---|
死亡後遺障害 | 1億円 | 1,000万円 |
傷害疾病 | 1,000万円 | 200万円 |
救援者費用 | 1,000万円 | 200万円 |
賠償責任 | 1億円 | 2,000万円 |
携行品損害 | 100万円 | 100万円 |
ザ・クラスは海外旅行保険が充実しています。よくある死亡後遺障害保険の補償額が大きい見せかけの保険ではありません。死亡後遺障害は利用する機会が最も低く保険料も安いですが、補償額が大きくなるため多くのカード会社がアピールしています。実用性の高い保険となっているのが魅力です。海外滞在中に最も重要視したい保険は、怪我や病気の治療に掛かる費用に対する補償です。
それが傷害疾病治療費用です。プラチナカードでも300万円前後が多い中でザ・クラスは最高1,000万円となっています。盲腸の治療でも数百万円掛かる海外でもこれだけ補償があれば十分でしょう。保険代を浮かせることができるのは嬉しいですね。もちろん自動付帯となっていますので、持っているだけOKです。家族特約付きとなっているのも高評価です。
プライオリティパスの発行ができる

国内外の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティパスを発行することができます。通常のゴールドカードに付帯されている空港ラウンジサービスよりもワンランク上のものとなっています。また、ザ・クラスの会員の方は本人だけではなく同伴者の方も無料となります。夫婦での利用や友人・同僚との利用でも重宝しますね。
JCB THE CLASS(ザ・クラス)のデメリット
ポイント還元率が低くポイント重視の方向けではない
ザ・クラスは非常に魅力的なカードであることを理解いただけたと思います。ただし、誰にでもおすすめできるクレジットカードというわけではありません。ポイント還元率は基本0.5%とそれほど高くありません。年間カード利用額が300万円以上になると還元率が0.85%となりますが、高還元カードと比較すると魅力的とは言えませんね。
また、マイルとの相性もよくありません。マイラーの方は他のカードとの二刀流が良いと思います。私もANA VISAワイドゴールドと併用して使用しています。JCB THE CLASSは、ポイント還元率ではなくステータスや付帯サービスに重きを置く方向けのクレジットカードです。
将来的にサービス改悪の可能性がある
もう一つのデメリットがサービス改悪の可能性が0ではないということです。これまでもクラブ33での食事券がメンバーズ・セレクションで必ず選択できていたものが抽選かつ利用者が2名まで→メンバーズ・セレクションから除外と改悪されています。今後もこのクラブ33での特典など見直しが入る可能性があります。年会費が上がっても良いのでできれば維持して欲しいものですね。
JCB THE CLASS(ザ・クラス)のスペックまとめ
カード名 | JCB THE CLASS |
カード発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
年会費 | 54,000円(税込) |
家族会員 | 永年無料 |
ETCカード | 永年無料 |
海外旅行保険 | 最高1億円 |
国内旅行保険 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間500万円 |
ブラックカードらしくスペックの高い一枚だと思います。年会費は54,000円(税込)とブラックカードとしては抑えられています。クレジットカードで10万円超えとなると抵抗があります。5万円弱なら納得できる金額だと思います。家族カードやETCカードなど追加カードが無料なのも嬉しいですね。
各種保険も充実しています。海外・国内旅行傷害保険についてはそれぞれ最高1億円の補償が付帯。短期の出張や旅行であれば十分カバーできると思います。ショッピング保険も業界トップの年間500万円まで補償されます。本当に目指す価値のあるカードだと思います。ぜひ挑戦してくださいね!