当記事の目次
中古車納車までの流れ-最低でも2週間は掛かる
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STEP1*店舗への問い合わせ&実車確認**まずは店舗に該当の車の在庫があるか確認します。在庫があれば実車の確認へと繋がります。来店できない場合は写真を送ってもらいましょう。*
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STEP2*車購入の契約**車の購入を決めたら実際に契約を行います。遠方の場合は郵送での契約となります。*
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STEP3*ローン審査 or 現金支払い**契約が完了すればローン審査あるいは現金での支払いを行います。現金払いの場合は手付金を支払って整備に入る前に全額を支払いましょう。*
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STEP4*各種書類準備**支払いと並行して車の購入に必要な書類を準備します。ここに時間が掛かってしまうため効率よく集める必要があります。特に車庫証明の取得は要注意です。*
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STEP5*車両整備&カスタム**各種書類を集めている間に販売店が車両の整備を行います。追加でカスタムを依頼していた場合は同時に行われます。*
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STEP6*名義変更**車両整備及びカスタマイズが一段落したら、販売店が名義変更のために陸運局で手続きを行います。名義変更まで完了すれば納車まであと少しです。*
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STEP7*洗車&納車**名義変更完了後、納車のために販売店が洗車を行います。やっと納車完了となりますね。*
- 譲渡証明書
- 旧所有者の印鑑証明書
- 新所有者の印鑑証明書
- 旧所有者の委任状
- 新所有者の委任状
- 車検証
- 新使用者の車庫証明書
譲渡証明書、委任状、車検証といった書類は即日で用意できると思います。少し時間が掛かってしまうのは印鑑証明書及び車庫証明書ということになります。印鑑証明書については区役所やコンビニなどで取得できます。法人名義で車を所有している場合は法務局で法人の印鑑証明書を用意する必要があります。
また、ローンで車を購入して名義がローン会社あるいは車販売店のままになっている場合は旧所有者の印鑑証明書及び委任状を用意する必要があります。事前にローン会社に連絡をすれば名義変更に必要な書類を郵送してもらえます。受け取るまで5日程度掛かります。
車庫証明完全ガイド【2019年】
車高証明は車の購入(名義変更)に必要な書類です。取得まで1週間程度掛かりますので、早い段階で手続きを進めておくことを推奨します。車庫証明の取得の早さが中古車の納車スピードを決めると言っても過言ではありません。
なお、車販売店に車庫証明の取得を依頼すると代行手数料として20,000円程度が相場として掛かります。自身で手続きをすれば3,000円以下で取得可能です。私は2回警察署に行くのが面倒なためいつも販売店に依頼しています。
車庫証明の取得の流れ
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STEP1*車庫証明の申請書類を準備**車庫証明を取る予定の駐車場が自己所有なら「保管場所使用権原疎明書面」を、賃貸なら「保管場所使用承諾証明書」を用意しましょう。保管場所使用承諾証明書は、大家さんあるいは不動産の管理会社に連絡をして書類を作成してもらう必要があります。受け取りまで2、3日掛かってしまうため余裕を持って連絡をしましょう。*
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STEP2*申請書類を持って最寄りの警察署で申請**車庫を管轄する警察署で申請をする必要があります。受付時間は平日9:00~17:00までとなっているので会社員の方などは時間を作らなければいけません。どうしても警察署に赴くのが難しければ販売店に依頼しましょう。*
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STEP3*警察署で車庫証明を受け取る***
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STEP4*販売店に車庫証明を提出する***
車庫証明取得に必要な書類一覧
- 自動車保管場所証明申請書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の所在図・配置図
- 保管場所使用権原疎明書面(自己所有)
- 保管場所使用承諾証明書(賃貸)
参照外部サイト:保管場所証明申請手続-警視庁
納車までの日数に影響を与える項目
納車までの日数に影響を与えるものについて一つずつ見ていきましょう。左側のものを選択していけば納期は短縮される可能性が高いです。
軽自動車 or 普通車
軽自動車の場合は時間の掛かる車庫証明の手続きが簡略化されています。まず、地方などエリアによっては車庫証明自体が不要なことがあります。もう一つが車庫証明の許可をもらうというよりは届け出で済みます。購入後警察署で申請をすればオッケーです。このような理由から普通車と比べてスピーディーな納車が可能となります。
車検残りあり or なし
当然車検があれば即日納車することも可能です。ただし、実際はある程度の整備を行うため時間が掛かります。それでも整備なしで納車してもらうこともできます。また、車検の残りがないケースでは新たに車検に通す必要がありある程度の時間が掛かってしまうことになります。1週間程度は見ておきたいですね。
追加カスタムあり or なし
追加カスタムを販売店に依頼する場合は納車に時間が掛かります。今流行りのドライブレコーダーの取り付けやタイヤ・ホイール交換も2、3日見ておく必要があります。どうしてもすぐに納車して欲しい場合は、カスタムを後回しにすると良いでしょう。
購入店舗が自宅から近い or 遠い
車を購入したお店が自宅から近ければ納車までの時間が早くなります。納車時に来店できない場合は車を陸送する必要があります。距離にもよりますが、1,2日は見ておきましょう。しかしながら、遠方でもお店に来店することができるのであればそれほどスピードは変わりません。
販売店提携ローン or 銀行ローン
ローンで車の購入をする場合どのローンを利用するかで納車までの時間が変わります。まず、販売店の提携ローンであれば即日で審査結果がわかります。そのためすぐに契約→整備へと移ることが可能です。一方、銀行ローンの場合は審査に2週間~3週間程度掛かってしまいます。金利が安いというメリットがあるものの納車時期が遅くなってしまうのは痛いですね。私なら多少金利が高くても販売店ローンを利用しますね。
閑散期 or 繁忙期
車業界の閑散期(4月・5月・8月・12月)に購入すれば当然納車までの時間が早くなります。整備の入庫待ちを避けられます。繁忙期(1月・2月・3月・6月・7月など)であれば入庫待ちになるためどうしても通常よりも時間が掛かることになります。ただそうはいっても多くの方が購入したいと思う時期が繁忙期となるので仕方がないですね。当然あなたも繁忙期に買うことが多いでしょう。私はこれまで1月、3月、7月に購入したことがあります。
保証が手厚い販売店は納車まで時間が掛かる傾向にある
中古車販売店の中には購入後1年あるいは2年間と長期の保証が付帯されていることがあります。そのようなお店では当然整備に妥協がありません。納車後故障してしまったら販売店側に手間とコストが掛かってしまうからです。それなら納車時にできることはすべて完了させておくことが理にかなっています。当然故障やトラブルがない方がユーザー満足度も高く結果的にお客様が増え利益を伸ばせる好循環になります。
私が中古車を購入する際には必ず保証の有無及び期間をチェックしています。まず保証があることが第一条件です。有償でも問題ありません。無償の保証があるところは車代に保証料が含まれていると考えるのが妥当です。次に保証期間です。1ヶ月や3ヶ月といった短期間の保証は論外です。やはり最低でも1年以上は欲しいですね。
歌うサボテンの納車までの時間の潰し方
車を購入したら早く乗りたくてなんとも言えないもどかしい気持ちになると思います。私も今その状況です。そのような状況で気を紛らわせるために行っていることを紹介します。
カーセンサーやグーカーで車を見る
購入した車種をカーセンサーやグーカーで色々見てみましょう。ただし、もっといいものが出てくる可能性があることを忘れてはいけません。それよりも購入した車種と異なるグレードや色の車を見て楽しむと良いですね。
価格コムで口コミを読む
価格コムの自動車カテゴリーで車種ごとの口コミや掲示板を見ることができます。意外と読み応えがあるのでぜひ読んでみてください。みんカラやCartuneなどを見るのも良いと思います。
カスタムパーツを発注する
納車までの間にカスタムパーツを発注しておくと気分が高まると思います。また、オートバックスでカー用品や洗車グッズを購入しておくのもおすすめです!気を紛らわすのに最適ですね。
当記事のまとめ
当記事では、中古車の納車に掛かる日数について紹介しました。基本的には2週間~3週間程度は掛かると考えておきましょう。早く来るものと信じ込んで来るのが遅くなったらショックも大きいですよね。私の経験上最低でも2週間は掛かっています。それよりも早くことはありませんでしたね。納車スピードに影響を与える重要な部分では車庫証明の取得です。名義変更に必須の手続きとなりますので、早い段階で取得しておくことを推奨します。
また、車検の残りがある車を選んだり、カスタムをするときは納車後にしたりするなどうまく選ぶと良いですね。販売店側にどのぐらいの時間が掛かるのかヒアリングしておくと良いですね。契約後あまり急かさないようにしましょう。明らかにサボっているのであれば別ですが、納車までの時間を大幅に短縮することは現実的ではありません。
カーセンサーやグーカーで車を見るなど気を紛らわしつつ日々を過ごしましょう!それでは今日はここで終わります($・・)/~~~