当記事の目次
病は突然やってくる!
本当に病魔は突然目の前にやってきます。誰も病気になるなんて思わないでしょう。私も同じでした。体調が悪いなーと思っていても小さい病院で風邪だと言われて、どうにもおかしいと思って大きい病院で検査をしました。
次の日に医師から直接電話が掛かってきて、「数値が悪いので再度検査をしてください。」と言われました。電話ではがんだとはっきりと伝えられたわけではありませんが、なんとなく察することができてましたね。そして検査当日やはりがんの疑いが強いということを言われました。部位は隠しておきます。
そこからは死ぬのかー、仕事どうしようとか不安で不安で眠れない日々でしたね。がんだと言われて、「がーん😨」と答えられるほど余裕はありませんでした。がんになって保険のことを再度考えるようになり、その重要性を認識したというわけです。
保険の仕組みを知って欲しい!
どうしてこのような記事を書くことにしたのかその目的ですが、「万が一の時の保険の大切さ」について若い方にも知って欲しいからです。ただし、必ず保険に入った方が良いと勧めているわけではありません。しかし、事実がんになって保険に入っていて良かったなと感じたので私の想いを書きたいなと思いました。
保険で大切なことは、元気な時にしか加入することができないということです。私のようにがんになってからでは遅いのです。独身の時には保険の重要性はそれほど高くないかもしれません。しかし、将来多くの方が結婚するでしょう。その時に生命保険に加入していないと万が一のときに家族に負担が掛かってしまうことになります。そうならないためにも最低限の保険は必要だと思っています。
がん保険や医療保険は車の任意保険と似ている部分があります。ほとんどの方が車の任意保険に加入していると思いますので、がん保険の重要性もわかるのではないかと思います。
基本的に保険会社が儲かる
保険会社は、がん保険、医療保険、終身保険、養老保険など様々な保険を販売しています。いずれの保険も儲けるために販売していると考えて問題ありません。保険会社は統計的に儲かる保険料を取っています。
誰かががんになったり、入院したりして保険金を支払っても、他の加入者からの保険料で利益を出すことができるのです。つまり、がん保険や医療保険は加入すると経済的には損なのです。
それでも加入をおすすめするのは不測の事態に備えるためです。その不測の事態が起きると金銭的な負担が大きくなるので、それをカバーするためだと考えると良いですね。
保険会社と利用者の関係においては、終身保険及び養老保険は少し異なることを理解しておきましょう。がん保険や医療保険は利用者は統計的に損をするということでした。しかし、終身保険及び養老保険は利用者も得をする可能性があるということです。これらの保険は将来のためにお金を残しておくことができるのですが、保険会社は、利用者から集めた保険料を運用に回します。
保険会社にとって大きなお金を運用できるので利益率が上がりますし、利用者も個人で投資を行うよりは利益を得やすいというメリットがあります。保険会社の運用や国の情勢などによって変動はあるものの得できるということが言えます。その上で万が一の事態にも備えることができるので魅力的ですね。
ただし、終身保険及び養老保険についてはおすすめできない保険も存在しています。いわゆる国内大手損保が販売しているアカウント型保険と言われるものです。このような保険に加入する際は注意してくださいね。
若いから保険はいらないは通用しない!
もし、あなたが20代や30代で保険は不要と考えている方はもう一度考え直してみましょう。ただし、あなたが資産家でお金に一切困っていないという場合はもうこのページを閉じていただいても問題ありません。
保険は、一般の人が万が一の自体に備えるもので、お金持ちの方ではその重要性が薄れるためです。保険が必要かどうかの基準は、万が一あなたに何か起きても家族が生きていけるだけの資産があるかどうかあるいはあなたが病気になって治療費を支払えるかどうかです。
そして若いから保険は不要だというのは間違いです。私のようにがんになったり、その他の病気になったりする可能性があるからです。万が一の自体に備えるためにも保険は検討する価値があると思います。病気になってもちゃんと生活ができるかどうかをぜひ一度考えてみてくださいね。
若い内に保険に加入するメリットまとめ
タイトルにしているように私は30代でがん保険を受け取ることになりました。本当に加入していて良かったなと思います。保険会社からしたら大赤字だと思います\(^o^)/それでも保険会社は他の加入者からの保険料で儲かっているので問題ありません。
がんになってからでは遅い!
2018年春にがん保険を受け取りました。まさかこんなことになるとは加入時期には当然思いませんでした。保険会社に勤める友人も、「オレの担当している人だと最短で受け取ったよ。」と言っていました!30代でがん保険を受け取る人は本当に少数だと思います。
3年ぐらい前に保険に入ろうと思って友人に相談してがん保険などいくつかの保険に入会しました。当時身内がなくなって「死」を身近に感じていたというのも大きな理由だと思います。結果的に当時保険に入っていて良かったと思っています。もう新しく保険に入ることができない状態になってしまいましたので…
若い内だと割安
40代よりも30代、30代より20代に入っておくと保険料が安くなりますので、結果的にオトクです。将来のことを考えるとほとんどの方は入っておくべきだと思うようになりました。どうせ入るのであれば早い内に入っておくと良いですね。保険に関する書籍もたくさんありますので、ざっと目を通してみるのも良いと思います。
ただ、いくら安いとは言っても若い内に加入するのは難しいですよね。美味しいご飯も食べたいし、車もバイクも欲しいとなるとなかなかお金を捻出することは難しいかもしれません。それでも月数千円から加入できるので、検討する価値はあります。加入当初は保険料が負担に感じるかもしれませんが、半年ぐらい経つと何も考えなくなります。そうなるとしめたものですね。
保険があれば治療に専念することができる
まとまったお金が入るのは精神的に安心です。これが本当に大切だと思います。誰だってがんなど重い病気になると精神的にダメージを受けます。私もがんだと言われたばかりの頃は本当に悩みました。病気になって治療に専念したいのに、お金のことも考えなければいけないとはつらいと思います。
その点、数百万単位のお金をすぐに受け取ることができるのはありがたいですね。入院費用、薬代、差額ベッド代(個室利用時など)、生活必需品(着替え、歯ブラシなど)の購入に充てることができます。私は個室じゃないと絶対嫌だったので、別途医療保険にも加入していました。がん保険と医療保険で入院費などを十分カバーすることができます。私の場合は入院費、差額ベッド代など諸々で30万円程度でした。
日本には高額医療費制度というものがあって医療費が負担になりすぎないような配慮があります。収入ごとに自己負担限度額が設定されていてそれ以上の医療費を支払うと還付されます。上限は、収入によって異なりますがおよそ3万円~25万円となります。私の場合は80,000円程度でした。なお、高額な負担が年間3月以上ある場合は、多数該当となって4月目以降は上限が引き下げられます。その場合およそ2万円から14万円となります。実際に病気になるまでこの精度があることを知りませんでしたが、病院でも教えてもらえると思います。とても素晴らしい制度ですね。
参照サイト:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/(全国健康保険協会)
当記事のまとめ
私のがん体験とがん保険に対する考えをまとめました。どちらかというと皆さんにがん保険を含む保険の重要性について知ってほしかったので記事を書きました。
まさかこんなに早く保険を受け取ることになるとは思いませんでした。ただ、保険に加入できるのは元気なときなので、誰も保険を受け取る時のイメージはできないと思います。ここに保険加入の難しさがあるように思います。
将来お金に困りたくないという方はぜひ保険への加入を検討してくださいね。もしわからないことがあればお気軽にご相談ください。コメントあるいはお問い合わせフォームからご連絡をいただければと思います。