保険

新社会人におすすめの保険をカテゴリー別に紹介【2019年】会社に来る保険の営業レディに騙されないで!!自分自身で保険を理解して比較検討しよう!!

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サボテン
サボテン
こんばんは!歌うサボテン♪です。今日は新社会人の方を対象に保険について詳しく解説しています。カテゴリー別におすすめの保険もまとめていますので、これから加入を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。

社会人になると保険について身近になる!

社会人になってからすでに保険の営業を受けた方も多いかもしれませんね。学生の間はそれほど身近に感じることになかった保険が社会に出ると一気に身近になります。しかし、営業を受けてすぐに加入するのは得策ではありません。会社に来るのは基本的に大手生命保険会社で割高な製品を営業してきます。

保険についての正しい知識なしに保険に加入してしまうと必ず損をしてしまいます。また、一社だけの話を聞くというのも好ましくありません。まずは、ここで基本的な知識を得てから保険の加入を検討しましょう。

新社会人が知っておくべき保険はこれだけ!

新社会人が知っておくべき保険は大きく分けると2種類あります。それは第一分野及び第三分野と呼ばれるものです。第二分野は、損害保険(火災保険など)となるのでここでは省略します。

第一分野の保険

第一分野の保険険とは、死亡したり重い障害(高度障害)状態に陥った際に保険金がもらえる生命保険のことです。これが最も重要なものだと言えます。この生命保険の主な構成としては定期保険、養老保険、終身保険の3種あります。そしてこの3種類がそれぞれの特性を持っています。

定期保険

まず定期保険のメリットとして、安い掛金(毎月の支払う保険料の事)で死亡したり高度障害になった際に大きな保険金額(保障額)がもらえる事です。デメリットとしてはお金がたまらないことです。世で言われる掛け捨てのタイプがこの保険になります。

養老保険

次に養老保険のメリットとしては死亡したり、障害になる事なく、満期を迎えた時に設定した保険金額(保障額)が返ってきます。なので掛け捨てではなく支払い総トータルよりも増えて返ってくるのが大きな特徴です。デメリットとしては3つのタイプの中で1番掛け金(毎月の支払う保険料)が高いことです。

終身保険

最後に終身保険のメリットとしては唯一、一生涯にわたる保険金額(保障額)が設定でき、掛け捨てではありません。定期、養老保険の場合設定した年齢あるいは期間内だけ保険としての効果があります。デメリットは養老保険ほどではなないが掛け金(毎月支払う保険料)が高いという事です。

第二分野の保険(省略)

第二分野の保険とは、火災保険・地震保険・自動車保険などの損害保険のことです。今回は省略します。

第三分野の保険

第三分野に該当するものが、入院、手術による給付金が出るものが医療保険、がんに対応したがん保険などが挙げられます。これはCMでもお馴染みの内容ではないでしょうか。またこれらも、医療保険定期型や医療保険終身型、がん終身保険といった具合に、上記の種をミックスさせた様々なバリエーションで販売もされています。

上記の内容を理解するだけで、商品に対する捉え方が大きく変わってくると思います。今気になっている商品がどのカテゴリに属するものなのかなど、自分に合ったものも徐々に見えてくるのではないでしょうか。次にカテゴリー別のお勧め商品をカテゴリーごとに紹介していきます。

新社会人のライフスタイル別おすすめの保険

それではカテゴリ別のオススメ商品をご紹介したいと思います。ここでも25歳男性が60歳まで保険料を払い続け、保障額は約4,000万という設定条件で記載します。また、保険商品は主契約と特約という2つから構成されるということを理解しておいてください。家に例えると主契約は土台、特約は建物というイメージで、土台が潰れてしまうと建物も同じように潰れてしまいますよね?保険商品も同じ様な事が言えます。

基本的に主契約が解約(保険を辞める事)などの行為で消滅した際には、同時に特約部分も消滅するといった関係性があります。下記の商品たちにも主契約と特約があり、また主契約だけで契約する事ができたりします。特約は幅広く挙げだすとキリがないところも正直あるので、ここでは主契約をメインにご紹介をしていきます。

※特約でよくあるのは3大疾病で手術をして規定日数以上の入院で、それ以降の保険料支払いが免除になる。などです!ひとつ参考にして頂ければ幸いです※

ひまわり生命-就労保障保険(定期保険)

himawari-jibuntokazoku公式ホームページ
主契約としては、死亡、高度障害時に毎月10万のお金が遺族または本人に支払われるという内容です。もし25歳で加入し、すぐに保険金支払事由になった場合100万円×12ヶ月×35年間(60歳迄)=4200万円の保険金がもらえる内容です。そしてこの内容で、月々の保険料が約1,960円という安価な物になっています。1日あたり65円で大きな保障が持てるといった内容です。

また上記内容は喫煙をしていない、健康な男性の場合です。喫煙をしており、健康な男性の場合は同じ内容で月々の保険料が2,660円くらいに上がります。結構変わりますよね。この際に禁煙を始める方も少なくないようです。もちろんデメリットとしては掛け捨てになります。新社会人の方で一人暮らしを始める、浪費家の傾向にある、またシングルマザーといった方に比較的始めやすい、かつ確りとした保障のある保険商品ではないかなと考えます。

メットライフ生命-ドルスマート積立利率変動型(終身保険)

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昨今、日本の円以外に米国ドルを使って運用を行う保険商品も多くあり、メリットとしては解約した際に支払った金額以上になって返ってくるタイミングが円のものより早く(損益分岐点が早い)、円のものよりも保険料が安く抑えられたりします。ただ為替の変動により保険料や保険金額が変動する為、リスクもあります。

主契約内容としては、死亡、高度障害時に約4,000万円の保険金がもらえる設定で、月々の保険料が約57,000円ほどになります。(為替レート110円と仮定)なので為替変動もあるため確定では有りませんが、60歳までの35年間で約2,390万円程の保険料を支払うことになります。非常に高い。笑笑 ちなみに設定条件を下げれば金額も勿論下がるので、そこは安心して下さい。

ただ掛け捨てではないので、60歳の払い込みが終わりそこで解約をすれば、支払い金額の105.6%、約2,524万円が、65歳時であれば116.8%、約2,791万円が手元に返ってきます!見方によれば確りと貯金もできる!という内容です。また利率に関しては3%が最低保証として固定されており、この利率が毎月更新しますので、場合によっては上記より多く返ってくる事もあるかも。

ただ損益分岐点を超える前に解約してしまうと、支払い金額より少ない金額しか返ってこないので、注意して下さい。また60歳の払込みが終われば以後の保険料は支払う必要がなくなり、解約しない限り、一生保険が持ち続けられます。新社会人で実家暮らし、倹約家で貯金額に余裕がある方、投資を始めてみたいがあまりリスクは取りたくない、アクティブな運用は怖いといった方などに向いてる内容ではないでしょうか。

プルデンシャル生命-米国ドル建てリタイアメントインカム(養老保険)

pgfseimei-beikokudol公式ホームページ
同じく主契約を死亡、高度障害時に約4,000万円受け取れる内容で月々の保険料が約158,000円程です。こちらも為替変動の為、確定ではありませんが60歳までの35年間で約6,640万円程の保険料を支払う計算になります。(同じく為替レート110円と仮定)やはり①でも挙げた通り養老が一番コストがかかります。ただ、60歳の満期の際に支払い額の128.5%、約8,530万円が手元に返ってきます。

また損益分岐点も早く、48歳ぐらいの時期には100%を上回ってきます。更にこの商品の場合、60歳以降で年金受取という方法が選べ、毎月約40万円を20年間にわたり受け取ることができます。そうすると、20年間の総受取は約1億円程になります。このように貯蓄機能に長けた特性がある商品ではないでしょうか。終身保険同様、実家暮らしなどで固定費が低い、倹約家で貯蓄額に余裕ある方であったり、また既婚でお子さんがおられる方の教育資金作りなどを戦略的に考えたい方などにオススメです。

補足:社会保険でカバーできるものもある!

生命保険はそもそも必要なのか?という疑問もよく頂きます。結論からいうと生命保険は必要だと考えます。ただ過度に生命保険だけに頼る必要がないのも事実です。日本は社会保障という制度に守られており、死亡したり障害を負った際には、国から補助金(年金)がもらえる制度になっています。いわば、国が提供する保険、ですね。

またこの補助金(年金)もいくつかの種類があります。重い障害状態になってしまった際にもらえる障害年金、亡くなった際に遺族がもらえる(配偶者と子が居る場合)遺族年金、65歳からもらえる年金が老齢年金という具合に3つに分かれいます。これは、皆さんがお支払いしている国民年金や厚生年金から構成されており、家族構成などにより受け取れる金額も様々です。この国の制度と民間の保険会社の生命保険の組み合わせでご自身に合ったリスクヘッジを行うのが、ベストバランスとも言われています。

ここでは、障害年金をメインに基礎的な受給金額例などを見ていきながら、新社会人の皆さんのライフサイクルに合った解決法を探してみて下さい。

※年金に関しては年々、受取時期や受給金額の変動があります。その点など考慮して、参考にして下さい※

障害基礎年金の金額

  • 障害等級1級 974,125円(月額81,177円)+子の加算
  • 障害等級2級 779,300円(月額64,941円)+子の加算

ちなみに子の加算は1人につき224,300円(月額18,691円)、3人目以降1人につき74,800円(月額6233円)という内容です。

障害厚生年金の金額

  • 障害等級1級 障害基礎年金+報酬比例の年金× 1.25+配偶者加給年金
  • 障害等級2級 障害基礎年金+報酬比例の年金+配偶者加給年金
  • 障害等級3級 報酬比例の年金(最低保証584,500円(月額48,708円))

※障害厚生年金(報酬比例の年金)は、人によって金額が違います。一般的には給与が高く会社勤めの期間が長い人ほど年金額が多くなります※

配偶者加給年金において障害等級1級、2級は224,300円(月額18,691円)になります。

障害厚生年金の受給額の例(独身)

  • 障害等級1級 約144~180万円(月額約12?15万円)
  • 障害等級2級 約120~144万円(月額約10?12万円)

というような内容になります。皆さんが収めている年金により、万が一の場合にはこの様な恩恵が受けられます。その為、やはり年金はすくなからず滞納などせず確りとお支払いする事をオススメします。ここに生命保険を合わせ持つ事により、より高い保障の形成が可能になり、確りとしたリスクヘッジができるのではないかと考えます。

当記事のまとめ

当記事では、新社会人の方を対象に各々のカテゴリ別のオススメ商品をご紹介しました。しかし、保険商品に完璧な商品は正直ありません。どの会社のどの商品も必ず弱味、強味があります。その中でも上記の物は比較的バランスが取れたものではないかと考えご紹介しました。勿論色々な考え方、意見があると思いますので、あくまでご参考にして頂ければ幸いです。

またどれか1つに固執する必要もないと思います。例えば、全体を10として、定期:養老=6:4だったり、定期:終身=3:7だったり組み合わせで持つことにより更にバリエーションも増えてきますし、バランスも安定してきます。ご自身に合いそうな形を、上記内容を参考にしながら見つけて行って下さい。

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歌うことが好きなサボテンです。基本的に陽気です( ´ ▽ ` )ノクレジットカード、マネー、ビジネス、ディズニーなど興味のあることを書き綴ります。ご意見・ご要望があればお気軽にお問い合わせください。

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