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家の次に高額な買い物!?保険が高い買い物だと理解していない人が多い!
おそらく当サイトを見ている方の多くは保険に生命保険など何らかの保険に加入しているでしょう。しかし、その中で保険内容をしっかり理解している方は半数もいないのではないかと思います。特に生命保険は内容が複雑でわかりにくいので、なかなか理解しにくくなっています。それでも営業マンに言われるがままに加入している方も多いでしょう。
本当に必要な保険なのか一度考えてみることをおすすめします。営業マンではなく客観的に判断できる方に相談するのが良いですね。友人で過去に保険会社に勤めていた方や家族にそういった方がいるとベストです。私は何回もわからないところを質問しました。それでも理解できていない部分ありましたね。もし、身近にそういう人がいないのであれば保険窓口などで相談してみることを推奨します。
保険は何十年も支払い続けるものです。月数万円だからと気軽に加入してしまうと長い目でみると数千万円単位で無駄になってしまうかもしれません。なんとなく加入するべきものではありません。毎月数万円の支払いで返戻金を受け取れるからといって何も考えずに加入すると100%損をします。家の次に高額な買い物なので慎重になるべきです。
歌うサボテンが加入している保険まとめ
私はジブラルタ生命で全ての保険に加入しています。一つずつ見ていきましょう。毎月の支払額の多いものから順にまとめています。
米国ドル建てリタイアメント・インカム
正式名称は、「米国ドル建リタイアメント・インカム(米国ドル建て年金支払型特殊養老保険)」です。払込み期間は29年で毎月908.70$を支払っています。6年程度で払済保険にするつもりです。払済保険にすると毎月の保険料の支払いをストップして、その時点までに支払った保険料を少し抑えた保険金に充当することができます。そのまま持ち続けていても当然予定利率に沿って増えていくのが返戻率が非常に高くなるというメリットがあるのです。
例えば、908.70$×12ヶ月×29年-316,227.6$の支払いとなり、その時点での返戻金は385,774.35$です。つまり、返戻率は123%となります。一方、6年で払済保険に変更した場合それまでの支払額は、908.70$×12ヶ月×6年=65426.4$です。これを年金で受け取ると60歳から20年で436.32$×12ヶ月×20年=104,716.8$となります。支払った額に対しての返戻金率は160%です。この数値だけをみるとかなり良いですね。
ただ、よく考えると様々なリスクがあるように感じます。あまり加入当時には考えていませんでしたが、例えば80歳より前に死んでしまうと損をしますし、為替リスクもあります。また、資産が長期間に渡ってロックされてしまうのもデメリットです。ただ、50歳や60歳時点で受け取ることで、早く亡くなってしまう問題を解決することができます。
その場合当然返戻率は悪くなります。簡単にシミュレーションしてみると6年での払済時点での解約返戻金が年間1.5%で増えると想定すると23年後には73784.0$なります。一括で受け取る場合の返戻率は112.8%です。それほど多くありませんね…年間1.5%の利率は低く見積もっていますが、それなりに近い数値だと思います。これなら自身で株などで運用する方が良いかもしれません。
米国ドル建終身保険
正式名称は、「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)」です。死亡高度障害保険金37,000$(約4,070,000円)となっています。毎月83.65$でおよそ9,200円程度です。15年支払った時の解約返戻金は、14,918.40$です。83.65$×12ヶ月×15年=15,057$で99.1%の還元率です。ただし、15年後つまり60歳時に受け取ると20,486.90$に増えます。この場合136%の還元と十分ですね。これぐらいであれば為替リスクを考えなくても良いと思います。
特定疾病保障終身保険
正式名称は、「低解約返戻金特則付特定疾病保障終身保険」です。現在は保険金を受け取ったのでこの保険は消滅しています。がん、急性心筋梗塞、脳卒中の三大疾病に対する保険です。これらの病気になると200万円を受け取ることができます。また、三大疾病に対する保険でかつ終身保険の役割ももっています。これなら病気にならなくても必ずお金を受け取ることができるので、家族にお金を残すことができるということですね。
ただ、4,424円×12ヶ月×35年=1,858,080円の総額で200万円の保障なのでそんなに得はしませんね。月額4,424円×35年払いにしていました。結果的に私は加入後数年で保険金を受け取ることができたので良かったのですが、今考えてみるとそれほど良い保険ではないですね。特約で年金として受け取ることもできます。
満期時の解約返戻金も120万円程度なのであまりメリットのない保険だと言えます。早く病気になればなるほどメリットはあるのですが、ここは神のみぞ知るということです。まぁ病気になるのは嬉しくありまえせんが…
家族収入保険(保険料払込中無解約返戻金型)
正式名称は、「高度障害療養加算型家族収入保険」です。いわゆる掛け捨ての収入保障保険です。月額3,790円×30年の定期保険となっています。掛け捨てなので返戻金はありません。万が一死亡したり、高度障害を負ったりすると60歳まで毎月10万円の家族年金を受け取ることができます。
定期保険のため歳を重ねるごとに年金額が少なくなりますが、子どもも成人しますし非常に合理的な保険だと思います。補償額を考えると非常に保険料が安くなっているのが特徴です。また、この家族収入保険が他社と比べて優れているのは、診査や告知なしで終身保険や養老保険に切り替えることができる点にあります。私のように病気になったときに有利ですし、ライフプランに合わせて自由にカスタマイズできるのは嬉しいですね。
医療保険
正式名称は、「医療保険(保険料払込中無解約返戻金型)」です。いわゆる掛け捨ての医療保険なので割安な保険料となっています。月額2,965円の35年払いです。一生涯保障なので安心です。入院、手術、ドナーなどになると保険金を受け取ることができる一般的な医療保険だと思います。
他社と比べて優れているのは10日以内の入院でも10日分の入院保険金を受け取ることができる点にあります。医療技術の進歩で長期入院が激減している現代に合っている保険だと思います。がん診断一時金特約をつけてがん保険をカバーすることができたり、先進医療特約をつけたりすることができます。私は先進医療特約のみをつけていました。
当記事のまとめ
当記事では歌うサボテンの加入している保険について紹介しました。実際加入当初はかなり優れた保険だと思っていましたが、現実はそれほど甘くありませんね。
特に自身で株など投資をされている方であればあえてドル建ての特殊養老保険に加入するのはおすすめできません。
私自身も実際にこうやって記事にするまで理解していませんでした。なんとなく得だろうという考えです。ぜひ皆さんも自身の保険を見つめ直して見てください!では今日はこれで失礼します(^^)/~~~