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管理会社指定の火災保険への加入が強制されがち
基本的に賃貸では管理会社指定の火災保険に加入することを勧められます。火災保険自体は入っておかないと思いもよらない損害を被ってしまうので、このように指定をすること自体は悪くないかもしれません。
ただし、選択肢がないのは大きなデメリットです。普通そこまで考える人はいないと思います。自分で決めていいところもありますが、数は少ないように思います。代理店の仕組みや自分自身で考えることを大切さをまとめています。
代理店である管理会社は手数料が入る
まず一番に考えないといけないのは、不動産の管理会社は保険の代理店となっています。どういうことかというと管理会社がマンションを賃貸する際に火災保険に加入してもらえれば手数料が手に入る仕組みになっているのです。意外とこの手数料は美味しいビジネスだということを忘れてはいけません。
自分自身で考えて火災保険を考えよう!
指定の火災保険だからといって何も考えないのはNGです。管理会社は保険料に応じて手数料を受け取ることができますので、入居者のことを考えているとは言いにくい内容となっています。
私の場合は二人暮らしではありえないほど高額な家財保険の補償額となっていました。これは最も利用頻度が高い保険なので補償額が上がると保険料も高額なるのです。つまり、管理会社にとって美味しいわけです。
賃貸で考えるべき補償内容まとめ【2019年】
火災保険は非常に大切な保険です。万が一の事態に備えることができるので、必ず加入するべきです。しかし、どんな補償内容でもいいということはありません。ここでは賃貸で考えるべき火災保険の補償をまとめています。
家財保険
家財保険はあなたが所有している家具、家電などを補償してくれる保険です。すべての家財が燃えてしまって、もう一度それらをすべて買い直すのに必要なコストを考えると良いですね。
私の場合それほど高価なものは持っていませんので、100万円もあれば十分です。この補償額で大きく保険料が変わりますので、所有物を考えて補償額を算出してみてください。
借家人賠償
大家さんに対して法律上の賠償責任が生じたときに補償される保険です。入居者の重大な過失によって、部屋や建物が燃えるなどによって大家さんに損害を与えてしまった場合に必要となります。ただし、失火責任法では重大な過失がない限り損害賠償を負うことはありません。
個人賠償責任
日常生活において他人にケガをさせてしまったり、所有物などに対して損害を与えてしまったりした場合に補償される保険です。これは適用範囲が広く火事などだけが対象となるわけではありません。車保険などに付帯されている個人賠償責任保険と同様のものです。重複しがちなのでしっかり考える必要がありますね。
地震保険
賃貸でも地震保険に加入することができます。ただし、保険料が割高なため加入は慎重になると良いですね。例えば、十分な貯蓄があるのであれば地震保険には加入しなくても良いかもしれません。賃貸ではまだまだ普及していないと言えます。ただし、東日本大震災で注目されたのは間違いありません。
あなたに合う保険内容に変更する!
あなたのライフスタイルに合った保険に加入することが大切です。私の場合提示された補償が明らかにライフスタイルに合っていなかったので、すぐに管理会社に連絡を取りました。本当は保険会社自体を変えたかったのですが、管理会社との関係が悪くなるのも好ましくないのでそこは折れました。
重要なのは家財保険です。これ以外の補償は自動的に付帯されています。つまり、それほど考える必要がないのいです。家財保険を自身に合う保障額に変えるだけで保険料が大きく変わります。結果的に保険料が2年で5,000円ほど安くなったので納得しています。
おそらく多くの方が無駄に高い保険料を支払っているのではないかと思います。手数料のことを考えると安すぎる補償になるということはほとんどないでしょう。これから賃貸マンションへの入居を考えてる方はぜひ一度保険についても考えてみてくださいね。それでは今日はここで終わります(^^)/~~~