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ネット保険の落とし穴→便利なはずのネット保険加入が広まらない理由をまとめました!!

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サボテン
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こんにちは!歌うサボテン♪です。今日はネット保険での保険加入を考えている方向けのコンテンツです。なんとなく安くて便利だから入ってみようと考えていませんか?加入するのは一度目を通してからでも遅くはありません。もしかしたら、考えを改めた方が良いかもしれません。

ネット専門の保険会社はなかなか利益を出せない!?

近年ネット環境が普及しネットで何でも買える時代になってきました。スマホの普及がそれに拍車をかけましたね!服やアクセサリー、音楽、高級品に至るまで様々なものがネットで自由に閲覧でき選べ購入することができる時代です。

金融商品も同様です。株や投資信託など運用商品を今やネットで買う人も少なくはないでしょう。その恩恵を受け証券会社も着々と利益を上げています。ただ全ての商品&サービスで成功をしているというわけではありません。恩恵を受けていない会社もあります。

ネット専門の保険会社は成功していない企業の一つです。ではなぜネット保険会社がこの時代にうまく利益を作ることができないのか、なぜネット保険の加入が普及しないのか、その点について詳しく見ていきましょう。そもそもネット保険が普及しない理由として大きく2つ挙げられます。まず1つ目は担当者がいない。そして2つ目は広告ほど負担する保険料は安くない。大きくこの2つの理由からネット保険は伸びない普及しないというふうに言われています。では順を追ってその部分を解説していきます。

理由1;担当者がいない

生命保険に入る上で担当者がいない事は致命的なデメリットになり得ます。え、なんで?担当がいない方がスムーズに加入できるじゃん、しつこい営業もなさそうだし、などなど実際そのような声が多いのも事実です。

手続きに手間が掛かる

ただ冷静に考えてみてください。生命保険を使う時って実際どんな時でしょう。そして誰が使うでしょう。保険に加入している方が亡くなってしまったり、重い障害になってしまったり、そういった時に本人や受取人になる遺族の方が保険金と言うお金を使うことになります。ただこの保険金は何も勝手にもらえるわけではありません。本人や遺族の方が保険会社に請求をし、必要な手続きを行い、それが認められて始めてお金がもらえます。

じゃあ請求すればいいじゃん、と言う声もありますが現実はそれがそんなに簡単なことでもありません。例えば、手続きの面に関しても、様々な重要な書類が必要になります。亡くなった方の死亡届出書、原戸籍、受取人の方の印鑑証明、戸籍謄本などなどこういった書類を当人の方が動きまわって揃える必要があります。また精神的な面で言えば万が一の時にただでさえダメージを負っているのにもかかわらずそれを抑えてそういった書類をかき集めるなどする必要がありますが、果たして本当にスムーズにそんなことが全てできるでしょうか。

精神面でのサポートも期待できる

そもそもうちの主人あるいは奥さんがどこの会社のどんな保険に入っているのかなど正確に理解されている方は正直かなり少ないです。そうなるともらえるはずのお金がもらえていない方なども実際多数いらっしゃいます。特に地震や水害といった天災で被害にあった方であればなおのことです。そう考えたときに担当者の存在は大きな価値があります。定期的な訪問や電話をしていく中でそういった方々のイレギュラーを素早く察知して駆けつけてくれるからです。

そうすればそもそも保険金がもらえない事はまず避けられますし、精神的に重いダメージを負っている中でもそのフォローももちろんのこと、面倒な書類集めなどもアドバイスをもらいながら的確に素早く回収することができます。そうすることによって1日も早くお客さんに保険金と言う大切なお金をお届けすることが可能になります。日本の悪い傾向として保険は入って安心と言うイメージが正直強すぎるところがあります。実際保険は何かあったときにしっかりお金をもらうことがあくまでゴールです。そのゴールを果たすためにも生命保険において担当者は必須の存在なのです。

理由2:実際はそんなに安くない

CMでもその価格の安さ、10秒見積もりなどのスピーディさがお馴染みの内容ですが、実際は特段安いわけではないです。むしろ他社の方が同じ内容でも安かったりします。ここは論より証拠。実際の比較で見ていきましょう。ちなみにサイトで簡単に比較もできるので、皆さんも一度試してみてください^ ^

ネット保険会社とオリックス生命の商品でご紹介していきましょう。設定条件は同じ商品種類、保険金額、払い込み期間で、種類は定期保険(掛け捨てだが安価で高い保障が持てる)、保険金額は3000万円、払い込み期間は30歳から60歳までの30年間、加入する方を30歳男性とします。

ネット保険なら月額5,593円

まずはネット保険会社から、定期死亡保険という商品です。上記設定、人物でこの保険に加入した際の月々の支払いは5,593円です。え、CMだと800円とかそんなんじゃない?と思われそうですが、あの設定は貰える保険金額の設定が400万から500万円と低い設定になっているからです。余談にはなりますが、正直その保険金額を一家の大黒柱が亡くなったりした際にもらえても2.3年と保ちません笑

日本の平均年収は下がったといっても400万円はあります。裏を返せばそれは一年を通して使ったり貯蓄するお金と言えます。ここまで、お伝えすれば意味はご理解できますよね。数百万円の保険金はあっという間に無くなってしまいます。

オリックス生命なら月額5,195円

本題に戻り、続いてはオリックス生命の定期保険ブリッジという商品です。同じ設定、人物がこの保険に加入した場合、月々の支払いは5,195円です。ここで、たしかにあんまり変わらないなという意見の方も居れば、たしかに安いけど、たった398円じゃん。という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

でもこれは一回だけじゃないですよね?398円が1年の12ヶ月続き、そして30年続きます。するとその差は143,280円です。こう見るとほんとにネット保険は安いと言えるでしょうか?そして①でもあげた通り、担当者がいない事により手間やリスクが増えていきます。そう考えた際に、賢い方や多少知識がある方ほど自然とネット加入を避ける様な動きが出てきてしまうんです。

最後に

上に挙げた理由で実はネット保険は普及しているようで、中々普及できていないのが現実です。中には確り特性を理解して戦略的に使われている方もいるでしょう。ただやはり餅は餅屋です。

自身でも勉強し多少の知識はつけた上で、プロに頼るのも一つの手段だと思います。生命保険は見方によっては家の次に高い買い物とも言われています。その高価な買い物の際には是非落とし穴にも注意してもらいたいものです。

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歌うことが好きなサボテンです。基本的に陽気です( ´ ▽ ` )ノクレジットカード、マネー、ビジネス、ディズニーなど興味のあることを書き綴ります。ご意見・ご要望があればお気軽にお問い合わせください。

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