私の言う”契約”とは?
私の意味する契約とは、次の2つの条件を満たす契約のことです。①長期間縛られる、②途中解約をすると経済的に損失を被るあるいは解約自体ができないの2つです。不動産の賃貸契約(基本的に途中解約で手数料などはないため)などは該当しません。その他下記で紹介している項目についても同様に当てはまりません。
- 不動産の賃貸契約
- 税理士や弁護士の顧問契約
- 新聞購読料
- 動画配信サービス
ビジネスとしては優秀!だけど…
契約を巻くというビジネスモデルは企業からすると非常に優れていると言えます。長期間に渡って顧客を囲うことができるので当然ですね。私もアフィリエイト以外のビジネスをするのであれば年単位での契約を前提とするビジネスをしたいと思います。いわゆるストックビジネスですね。
この長期間の契約が前提となるビジネスは企業からするととても良いのですが、顧客側からすると必ずしも優れてものではありません。例えば特定のサービスを利用する際に、他に優れたサービスを見つけたとしても簡単に切り替えられなくなります。顧客にとってデメリットとなるということです。また、業界の競争をつぶしてしまう結果になってしまうので、これでは業界自体が廃れてしまう可能性もありますね。
これらのことから私は基本的に契約はしないあるいは顧客側が自由に動ける状況を作るべきだと思います。もちろん必要なものもありますので、しっかりと吟味することが大切ですね。次に紹介する商品やサービスの契約を検討している方は一読してください。
簡単にしてはいけない契約一覧
携帯電話(スマホ)
携帯電話(スマホ)はほとんどの方が利用しているでしょう。身近な商品なので気軽に契約してしまいがちです。ドコモ、au、ソフトバンクなどの通信会社でスマホを購入すると端末代金の分割と2年程度の縛りがあります。もし、対象月以外に解約してしまうとどんなに契約年数が長くても一定の手数料が掛かってしまうというデメリットがあります。
月1万円支払っていると年間12万円、10年で120万円とバカにできない金額になります。この対策としては格安SIMなどを活用すると良いですね。1年程度の縛りはありますが、無駄に高い月額料金を支払う必要はなくなります。月2,000円だと年間24,000円、10年で24万円と1/5になります。
ポケットWi-Fi
ポケットWi-Fiも持っている方も多いと思います。私も最近までスマモバを使用していました。ただ、今振り返ると本体価格も非常に高く、その上で短期解約をすると多額のコストが掛かってしまいます。
本当に必要なのであれば契約しても良いサービスだと思います。ただし、場合によっては携帯電話と同様に格安SIMを検討するのも良いでしょう。月額費用を大幅に抑えることが可能です。
ウォーターサーバー
一時流行ったウォーターサーバーも同様です。自宅でいつでも冷たい水や温かいお湯を飲むことができるということで契約を検討されている方もいらっしゃるでしょう。ただし、このウォーターサーバーも月額費用が掛かりますし、短期間での解約だと解約手数料が掛かります。本当に自宅にウォーターサーバーが必要なのか考えてみてください。今はAmazonなどで自宅までお茶や水を受け取ることが可能です。わざわざウォーターサーバーを契約する必要はありますか?
各種保険
生命保険はほとんど方が加入していると思います。私も生命保険や特殊養老保険などに加入しています。しかし、保険はちゃんと考えないと経済的損失が大きくなる可能性のある商品です。多くの場合生きている間ずっと支払い続けなければいけません。
私もまだ20代前半の頃同級生に誘われてあまり考えずに保険に加入してしまった過去があります。その後他の知り合いに内容を見てもらってダメな保険だということがわかったので、すぐに解約をしました。おそらくその同級生はペナルティを受けたかもしれませんが、よくないものを取り扱っているのがダメですね。いわゆる悪名高いアカウント型保険です。
月3万円でも年間36万円、30年で1,080万円と驚くべき金額になります。特に家族がいる方はしっかりとプランニングする必要があります。営業の方の言葉をそのまま鵜呑みにせず、自身で考えたり知り合いに相談してみたりすると良いですね。
当記事のまとめ
当記事では私の契約に関する考えについてまとめました。携帯電話、ポケットWi-Fi、ウォーターサーバー、各種保険など身近にある商品やサービスの契約をする前にちゃんと見つめ直すことが大切です。
長期間の契約によって経済的な負担が大きくなる可能性があるためです。ただし、ちゃんと内容を理解した上で契約をすれば、本当に便利なもので役に立つものだとも言えます。気軽に契約してしまう方が多いので、必ず慎重に行ってくださいね。