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リセールバリューとは?
リセールバリューとは、資産価値が高く売却時にも相応の利益を得られるもののことです。購入時と売却時の差が小さい商品あるいはサービスということになります。主に車でリセールバリューが考えられることがありますね。ただ、ここでは車以外にも日々購入するもの全般に当てはめて考えていくことにします。
例えば、1,000万円の車を購入しても5年後に600万円で売却することができるのであれば実質400万円で1,000万円の車を所有できたことになります。入口(購入時点)の価格だけで判断するのではなく出口(売却時点)までを考えて買い物をすることで資産の目減りを極力減らしてお金を残せます。また、1,000万円の車を実質400万円で体験できるというお金以上の価値も得られますね。
どうせ買い物をするのであればこのようにリセールバリューを意識した購買行動が重要だと考えています。特に収入が増えてたくさん買い物をする方はぜひ意識してくださいね!私自身も実行できていない部分があるので皆さんと一緒に行動します。ただし、リセールバリューだけを考えて妥協した買い物は得策とは言えないこともありますので、そこは慎重になってくださいね。
- 品薄で買いたくても買えない人気製品
- 国内ではなく海外でも買いたい人がいる
資産価値(リセールバリュー)の高い買い物例
早速カテゴリーごとに資産価値が高くリセールバリューの高いものについて見ていきましょう。各カテゴリーについて高額なものほどリセールバリューが高くなっています。だからこそお金持ちほどお金を残しやすい状況が生まれているということですね。
住宅
住宅の購入ではやはりマンションが良いですね。そして主要な駅(複数路線)近くのマンションだとベストです。当然価格も上がりますが、今後誰かに貸したいと考えるのであれば駅チカは必須です。また、突然の転勤で引っ越しをしなければいけなくなる可能性もあります。
そのような時に賃貸に出すにしても売却するにしても駅チカでないと買い叩かれてしまいます。当然一戸建てだとほとんどの場合大きく価格が下がってしまうことになります。購入時の予算の問題もあるとは思います。それでもできれば出口まで考えて買い物をするべきです。ただし、引っ越しをする可能性がなくずっと住むことが確定しているのであれば一戸建てでも問題ないでしょう。
車
車は住宅に次いで支払額が大きい買い物になるので慎重に行動したいですね。リセールバリューが高いクルマはある程度決まっています。メルセデス・ベンツのGクラス、日産GT-R、トヨタハイエース、ポルシェ911、フェラーリ各モデルなどです。これらのモデルはそもそもの定価も高いのですが、中古でもほとんど価格が下がらずに販売されています。
車を資産として考えるのであればこれらの車を検討したいですね。もう少し価格を抑えたいのであれば軽自動車も選択肢に入ります。非常に人気が高くリセールバリューも優秀です。特に法人での車購入を考えている方であればお金のある内にリセールバリューが高いクルマを所有しておくと、将来業績が悪くなったときに現金に変えやすくなります。不動産に比べて流動性が高いのも魅力です。
反対にリセールバリューが低いものとしては、メルセデス・ベンツやBMWのセダン全般ですね。新車価格が1,000万円を超えていても中古価格だと大幅に下落していることが多いです。中古だと安いからと言って安易に手を出してしまうと売るときは損をしてしまいます。そういう歌うサボテンもメルセデス・ベンツのセダンに乗っています(^_^;)これは学生の頃から乗りたかったという気持ちが強くリセールバリューはあえて考えませんでした。
腕時計
20代後半あるいは30代になって金銭的に余裕が出てきていわゆる高級時計を買いたいと思う方は多いでしょう。腕時計も数十万円のものであれば資産価値が高くなります。ただし、メーカーはロレックス一択です。フランク・ミュラー、オメガなどの高級メーカーやグッチ、エルメスなどのブランドメーカーの腕時計の価値は大幅に下落します。ロレックスだけが安定しているのが現状です。これは売買市場が活発でそれだけ人気があるということですね。
ロレックス以外のブランドの場合定価が100万円、200万円のものでも売却時に半値以下になることも珍しくありません。よほどそのメーカーに思い入れがない限りはリセールバリューの高いロレックスを購入するのが無難です。場合によっては購入時よりも価格が高くなることも起こり得ます。
パソコン・スマートフォン
パソコンやスマートフォンについてもリセールバリューを考えると良いですね。一番良いのはAppleの製品です。Macbook Pro、Macbook Air、iPhoneは中古でもそれなりの価格がつくことが多いです。
ヤフオクやブックオフなどでもそこそこの値段が付いていることに気づくでしょう。これだけでAppleの製品を購入する理由になりますね。ただし、傷が付いてしまったり故障してしまったりすると売値が下がってしまうためカバーを購入するなどして対策を行いましょう。
Windows製品だとLet’s noteなどビジネスモデルはリセールバリューは高めです。ただし、Appleに比べると劣ります。BTOパソコンやAndroid端末は渋いです。
買い物シミュレーション
車 | |||
– | 購入時 | 5年後 | 差額 |
Gクラス | 1,100万円 | 800万円 | -300万円 |
Eクラス | 700万円 | 300万円 | -400万円 |
腕時計 | |||
– | 購入時 | 5年後 | 差額 |
ロレックス | 200万円 | 150万円 | -50万円 |
シャネル | 100万円 | 30万円 | -70万円 |
パソコン | |||
– | 購入時 | 5年後 | 差額 |
Macbook Air | 12万円 | 7万円 | -5万円 |
Windows PC | 10万円 | 2万円 | -8万円 |
車、腕時計、パソコンについてリセールバリューが高い商品とそうでない商品の比較をしています。数値についてはあくまでも参考値です。車についてはGクラスはそれほどモデルチェンジが行われないのも強みです。Gクラス以外だとモデルチェンジで価格が下落するリスクが高いです。腕時計にしてもパソコンにしても買値はやや高くなってしまっても売却後まで考えるとお得なことがわかります。
当記事のまとめ
買い物をする際にはリセールバリューを考えていけば多くの資産を残すことができますね。本格的にリセールバリューを考えるようになったのは同僚が売る時のこといわゆる出口を考えて買い物をしていると聞いたときです。
ただし、全てリセールバリューを基準に買い物をすると楽しくないかもしれません。例えば、車は好きなものに乗るけど腕時計はロレックスにするとか自分の中でバランスを取りながら買い物をすると良いでしょう。
できれば控えた方が良いのはブランドのカバン、財布、洋服ですね。基本的にこのような商品は大きく価格が下落しますので、リセールバリューを考えると損をする可能性が高いです。これまで何も考えずに買い物をしていた方は少し意識を変えてみてくださいね。
それでは今日はここで終わります(^_^)/~